見出し OUR VISION
“風通しのいい有機的な関わりが生まれる地域に開かれた問屋を目指して”

わたしたちが主に扱う丹波篠山を代表する農産物である「丹波黒大豆」は、寒暖差が大きい気象条件と肥沃な土壌によって育まれ、煮ると皮は破れにくく黒く艶やかで大きく膨らみ縁起の良い食べ物として親しまれてきました。

丹波農産では、丹波黒大豆の乾物や秋の枝豆の販売をはじめ、「霧の朝」「波部黒乃庄」などのオリジナル加工品の企画、販売も行なっています。今後は近隣農家との対話を続けながら、より地域に開かれた問屋としてみなさんとの関わりが生まれるよう事業を展開していきます。

イラスト

見出し OUR VISION

  • 地域との関わり
  • 学びの場
  • 丹波農産株式会社
  • SHOP & EVENT
  • 家庭菜園
  • 産地の豆問屋
  • ドローンの活用
  • 大型農機具のレンタル
  • 土壌調査・施肥設計アドバイス
vision イラスト
  • 受け継いだ伝統

  • 地域に根を張るこれからの取り組み

  • 近隣農家のこれからを支える

  • 受け継いだ伝統
  • 地域に根を張るこれからの取り組み
  • 近隣農家のこれからを支える
  • ピンをタッチで詳細がご覧になれます

見出し OUR VISION

地域に根差し、地域に開いた
新しい問屋の形

問屋という言葉を辞書で引いてみると「卸売業者のこと。生産者から商品を仕入れて、小売商や購入者に対して販売を行う。」と書かれています。わたしたちは商品のやり取りだけでなく、お付き合いのある農家の方々や、この丹波篠山やわたしたち丹波農産の活動にご興味を持ってくださる方々と、より直接的で開かれた風通しのいい関係性を築いていこうと考えています。

丹波農産があることで人が集い、対話が自然と生まれ、学びがある。結果として農業だけでなくこの土地の魅力を次世代にまで伝えることができれば、わたしたちが惹かれるこの土地の美しさは時代にあった形で保たれると思うのです。

vision image

地域に根を張るこれからの取り組み

SHOP & EVENT

イラスト イベントの様子

お客様とわたしたちや丹波篠山との接点となる丹波農産の店舗の設置を構想しています。「霧の朝」「波部黒乃庄」などのオリジナルプロダクトをはじめ、新鮮な地元野菜、全国から選りすぐった加工品、家庭菜園から農家にまで使える農業用資材など幅広くご提案すると同時にこの土地の魅力を発信できる場を作り出し多くの人が集ってくださることで、より土地の魅力が増していくと考えています。またその準備期間としてマーケットイベントなども計画していきます。

地域との関わり

イラスト お祭りの山車をひいている様子

壮麗な山車や神輿、流鏑馬など丹波農産がある丹波篠山の東部地区には地域の人々によって残されてきた特色ある祭りや地域行事があります。それらは農業にまつわる行事も多く、地域の人々の安寧や五穀豊穣を願ったものがほとんどです。地域に根付いた問屋として日常的に地域のみなさんとの対話を続けていく中でこの土地の魅力に気づき、納涼会の開催など地域のみなさんに喜んでいただけるような企画も考えていきます。

学びの場が生まれる

イラスト ワークショップの様子

農家が先生になり家庭菜園指導や地域の名人が注連縄の作り方を教えてくれる、味噌仕込みのワークショップを行うなどの様々なプログラムを提供していきます。そういった機会を創出することでそこに集う人々の経験や知識が交換され自然発生的に新たな対話が生まれると考えています。丹波篠山の魅力に触れ丹波黒大豆のことをより知ってもらう地域ツアーなども計画中です。

近隣農家のこれからを支える

東西に長い空の開けた盆地の中を風が抜け草木を揺らし、秋には頭を垂れた稲穂が実り、濃い霧が出始めると黒大豆は膨らみだし、日が昇るとふわっと立ち込めた霧は消えのどかな風景が広がる。

この里の風景はそのほとんどがこの土地に暮らす人々が手を入れ、耕し、種を蒔き、水を管理し、収穫し、干し、草を刈るなどの様々な営みと自然との間に醸成されたものです。その風景作りの担い手は農家の場合が多く、専業、兼業、有機栽培、自然栽培、慣行栽培などの関わり方の差なくこの土地を形成する人々と言えます。わたしたちは「すぐ隣にいる農家」との関わりを大切にお手伝いできるような提案をしていきます。

vision image

ドローンの活用

イラスト イベントの様子

丹波黒大豆の栽培時の害虫駆除などの農薬散布は真夏の酷暑の時期に行う必要があり、高齢になる農家はもちろん、新規就農者にとっても負担が大きな作業となります。その作業と時間の負担を軽減すべくドローンによる農薬散布代行サービスを行ない、農家のみなさんに農業を続けていただく環境を整えていきます。

土壌調査・施肥設計アドバイス

イラスト お祭りの山車をひいている様子

肥料や農薬は土壌の状態に合わせて使用される場合は少なく、慣例的に使用されている場合が多く見受けられます。適材適所の肥料の使い方や農薬への依存度を下げたり、より良い農業資材のご提案をすることで無駄を省き、農家の経済的負担の軽減も目指します。施肥設計を行う上で簡易土壌調査も行います。

家庭菜園のご相談

イラスト ワークショップの様子

農家に限らず、小さく畑や田を持つこと、土地に手を入れ、農作物を作るみなさんのお手伝いをすることでより農業を身近に感じてもらい、美しい風景が保たれるきっかけになると考えています。農業体験会や教室、交流会などの開催、小型機械のレンタル、資材や種の販売など各ご家庭の小さな農業を応援していきます。

大型農機具レンタル

イラスト ワークショップの様子

移住者や新規就農者も多い丹波篠山。自然豊かで農業に従事したいという方も近年増加傾向にあります。新規就農する上で大型農機具の購入は大きな経済的負担となり、大きな参入障壁とも言えます。その負担を軽減し丹波農産で所有する様々な種類の農機具を貸し出しできるように準備を進めています。農機具のレンタルの場が農家同士の情報交換の場にもなればと考えています。