6月に入り、丹波篠山の各地で今年の丹波黒大豆の播種(種まき)が始まりました。
多くの農家さんがその家での代々のやり方を活かしながら、
また周囲の方との意見交換をし、工夫しながら栽培に取り組まれています。
1粒の種が梅雨の雨も活かしながら、圃場の中で芽を出し、8月頃には子どもの背丈程まで成長します。
そして、10月頃に黒枝豆として、12月には黒大豆として収穫されていきます。
今年もこの先、夏場は暑くなりそうです。
また適度な雨が降るか心配するところ…。
というのも今年は空梅雨の感じがあります…。
鳥や鹿、狐による食害といった獣害や、うまく発芽しなかった時の補植用の苗も別途育てられています。
播種(種まき)ひとつとっても毎年悩むことが多く、
作り手の農家さんの苦労が多くあります。
だからこそ、天候に恵まれることを切に願いますし、
私達ができることで支援をしていければと心から思います。